SJC-P対策　フロー制御(2)

java

break,continue文




break,cotinue文は、ループ制御中に使う事の出来るキーワードだ。
普通ループ処理を中断したい場合は、次の3つの方法が考えられる。

break文、return文、System.exit()．．．
break文は、現在実行中のループ処理を抜けたり、switch文をフォールスルー

しないために利用できると考えられます。

continue文は、反復式の中で行う処理をスキップします。

この辺の事はＣと殆ど同じですね。
ただjavaにはgoto文が無い代わりに、ラベルつきbreak,continueが

存在します。

次のようなものです。

//ラベル付き　continue文

for(int a = 0; a < 2; ++a)
{
    System.out.println("a" + a);
    loop1:
    for(int b = 0; b < 2; ++b)
    {
        System.out.println("b" + b);
        for(int c = 0; c < 2; ++c)
        {
            System.out.println("c" + c);
            break loop1;
        }
    }
}




以外にも、結果は次のようになります。

a0
b0
c0
b1
c1
a1
b0
c0
b1
c1


//ラベル付き　break文

loop0:
for(int a = 0; a < 2; ++a)
{
    System.out.println("a" + a);
    loop1:
    for(int b = 0; b < 2; ++b)
    {
        System.out.println("b" + b);
        for(int c = 0; c < 2; ++c)
        {
            System.out.println("c" + c);
            break loop0;
        }
    }
}




結果は次のようになります。

a0
b0
c0




この場合は、一番初めのループ文から抜けると言う意味です。

このラベルつきbreak,continueは反復式の中でのみ有効です。