ActionScript 3.0を使ってみる



ActionScript3を使って、何か作れるようになるまでの備忘録です。

開発環境



自分がざっと調べたところ、開発環境を拵える方法として、
下記の3通りがあります。

■ Adobe Flex Builder
■ 無償の開発環境
■ コマンドライン

どの開発環境を使うにしても、長所、短所があります。
お勧めはフリーの開発環境を使う事ですかね。





各種ドキュメント



AdobeFlexのドキュメントについては、こちらを参照
http://www.adobe.com/support/documentation/jp/flex/

FlashDevelopのインストールで詰まる事が合ったら、
こちらを見れば即解決!(´∀`)
FlashDevelopのMainPage
http://www.flashdevelop.org/wikidocs/index.php?title=Main_Page




開発環境を構築する際の共通注意事項



FlexSDKを使う際、JAVAランタイムが必要になります。
事前にjre6をインストールしておいてください。




Adobe Flex Builderを使う



手軽に開発環境を構築したいのであれば、AdobeFlexBuilderがお勧めです。
ダウンロードはAdobeサイトから
http://www.adobe.com/jp/products/flex/?sdid=EUKCQ
※ダウンロードする際に、AdobeIDが必要です。ちょっと面倒くさいですけど。

Adobe Flex Builder





ただし、こちらの開発環境は60日間しか無料で使えません。
Adobeアカデミー参加校の学生、教育機関の方は無料で使えるようです)
http://www.adobe.com/jp/education/hed/vanguards/license_free_faq.html

Adobe Flex Builder





こちらのFlexBuilderの体験版ですが、ダウンロードするサイズが400MB以上です。
我が家のADSL環境では何時間かかることやら…。

ダウンロードが完了したら、インストーラーを起動してください。
インストーラーの手順に従えば、問題なくインストールできるでしょう。




フリーの開発環境を使う



使用期間の限られているAdobeFlexBuilderを使うより、
無償の開発環境を使いたい人も多いと思います。

IDEは色々あると思いますが、今回はFlashDevelopについて説明します。


1.FlexSDKをダウンロード



AdobeのサイトからオープンソースのFlexSDKをダウンロードします。
現時点での最新のSDKは3.5です。
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexsdk/Download+Flex+3

FlexSDK






2.デバッグ用のFlashPlayerをダウンロード



以下のURLからデバッグ用のFlashPlayerをダウンロード。
http://kb2.adobe.com/cps/142/tn_14266.html
Flash Player 10 (debugger versions) (116 MB) をクリック。

デバッグ用のFlashPlayer






3.FlashDevelopをダウンロード



こちらのURLから、FlashDevelop 3.0.6 RTM releasedをダウンロード。
http://www.flashdevelop.org/community/viewforum.php?f=11
(こちらのツールはC#で作られているため、.NET Frameworkを使います)

FlashDevelop






4.FlexSDKをインストール



インストーラーはありませんので、適当なフォルダに配置してください。
例:C:\Program Files\flex_sdk_3.4


5.デバッグ用FlashPlayerをインストール



先ほどダウンロードしたファイルを解凍して、インストーラーを起動します。


6.FlashDevelopをインストール



先ほどダウンロードしたファイルを解凍して、インストーラーを起動します。
インストール先は任意です。
例:C:\Program Files\FlashDevelop



7.FlexSDKのjvm.configを編集



デフォルトの設定だと日本語が表示されなかったり、コンパイル出来なかったり
しますので、jvm.configを予め編集しなければなりません。

以下のフォルダにあるjvm.configを適当なエディターで編集します。
C:\Program Files\flex_sdk_3.4\bin\jvm.config

27行目の"java.home="を次のようにしてきます。
(javaランタイムがインストール済みを前提とする)


java.home=C:\Program Files\Java\jre6




又、日本語を使ったソースをコンパイル出来るようにするため、
31行目の"java.args="を次のようにしておきます。


java.args=-Xmx384m -Dsun.io.useCanonCaches=false -Duser.language=en -Duser.region=JP


より正確な情報を得たいのであれば、こちらを参照してください。
インストールの手順が詳しく載ってます。

FlashDevelop Configuration






8.FlashDevelopでプロジェクト作成



プロジェクト作成については、他のサイトを参照してください。




AdobeサイトよりFlexSDKをダウンロードしてください。
詳しい説明は、ドキュメントを参考にしてください。
http://www.adobe.com/support/documentation/jp/flex/






サンプルプログラム



サンプルプログラムはこちら ⇒ HelloActionScript

HelloActionScript






package
{
import flash.display.Sprite;
import flash.events.Event;
import flash.text.TextField;
import flash.text.TextFieldAutoSize;

/**
* ...
* @author Korsakov
*/
public class Main extends Sprite
{

public function Main():void
{
if (stage) init();
else addEventListener(Event.ADDED_TO_STAGE, init);

var textField:TextField = new TextField();
textField.textColor = 0xFF0000;
textField.backgroundColor = 0xFF7766;
textField.autoSize = TextFieldAutoSize.LEFT;
textField.text = "hello world, こんちは(´∀`)";

textField.x = textField.textWidth / 2 - textField.toString.length;
textField.y = textField.textHeight / 2;
textField.width += textField.textWidth / 2 - textField.toString.length;
textField.height += textField.y = textField.textHeight / 2;

addChild(textField);
}

private function init(e:Event = null):void
{
removeEventListener(Event.ADDED_TO_STAGE, init);
// entry point
}

}

}



どうでもいいけど、はてなスーパーpre記法は
ActionScriptには対応してないんですね…。





参考にさせて頂いたWebサイト